良質な長財布を持ちましょう
人間存在は身近なものから影響を受けるものです。
着ている服、言葉、あるいは食べるものなど、日常的に関わっているものから知らず知らずのうちに影響を受けてしまいます。仮に、穴の開いた服を10年間着続けていた場合、10年間で3650日、3650回もみじめな感覚を無意識に味わってしまうわけです。
頭のなかでは、服なんて着れればそれでいいやと思っていたとしても、ふとした周囲の「あっ!」というしぐさやそぶりなどから、知らず知らずのうちに影響を受けてしまうものです。
逆に、こぎれいな服を着ていると、3650回分、ここちよい感覚をあじわうことができます。「それ、おしゃれだね。」とかいわれることもあるでしょうし、そのような積み重ねが自分自身の将来を作っていくことになるのです。
ですので、もし、日常的に「お金がない。」というような口癖があるとすれば、そのようなクセは直してしまいましょう。加えて、お金の面でいえば、良質な長財布を持つことをおすすめします。財布は日常的にお金に関わることの多い重要なアイテムですので、何でもよいというわけにはいきません。
質のよい長財布を買ったからといって、すぐにお金が入ってくるというものではありませんが、無意識のうちに、立派な財布にみあうだけの現金を入れておきたいと思うようになり、5年単位、10年単位でみれば、実際にそのような状態になる可能性が高くなります。
個人的には借金してでも買うべきものは良質な財布ぐらいなもので、日常的な衣服や下着などは、こぎれいでさえあれば、安物でもぜんぜんかまわないかと思います。お金にとってみても、どうでもいいことに使われるよりは、自分自身の居場所のために使われる方がうれしいはずです。